写真スケッチは、写真メモの写真に直接ペンで描画・スタンプ・テキスト注記を追加できる機能です。Fabric.jsのキャンバスで写真にオーバーレイし、フローティングウィンドウ(600×550px)上で直感的に操作できます。
現場写真への損傷箇所のマーキングや、施工状況の確認記録(OK/NG/要確認)、矢印やポインタの追加など、写真を「見せるための資料」に変換するための機能です。
主な特徴
- 7種類のペンツール — 黒・赤・青の細/太ペン + 蛍光ペン
- 10種類のデフォルトスタンプ — OK・NG・要確認・危険・矢印・ここ・日時
- カスタムスタンプ — テキスト(最大8文字)+色(8色パレット)で自由に作成
- Undo/Redo — 最大30段階の操作履歴
- クリップボードコピー — 写真+スケッチの合成画像をPNG形式でコピー
- Wordレポート連携 — 合成画像がWordレポートにも自動反映
写真メモのペンアイコンをクリック
マイルーム → 写真メモを開き、スケッチしたい写真のペンアイコンをクリックします。
フローティングウィンドウに写真が表示される
フローティングウィンドウ(600×550px)が開き、写真がキャンバス上に表示されます。ウィンドウはドラッグで移動可能です。
ペンで描画、スタンプを配置、消しゴムで修正
ツールバーからペンやスタンプを選んで写真に注記を追加します。間違えたら消しゴムやUndo(最大30段階)で修正できます。
「保存」でデータベースに保存
保存ボタンをクリックすると、スケッチデータがデータベース(sketch_data)に保存され、サムネイルに合成画像が自動反映されます。
元の写真は保持されます
スケッチはレイヤーとして保存されるため、元の写真データには影響しません。スケッチを削除すれば元の写真に戻すことができます。
用途に応じて7種類のペンツールを使い分けられます。
蛍光ペンの特徴
蛍光ペンは40%の透過率で描画されるため、写真の内容を隠さずにエリアをハイライトできます。損傷範囲の全体像を示したいときや、注目すべき領域を大まかに囲みたいときに便利です。
よく使う注記をワンクリックで配置できるスタンプ機能です。デフォルトスタンプに加え、カスタムスタンプも作成できます。
デフォルトスタンプ(10種類)
日時スタンプの自動挿入
日時スタンプは配置した瞬間の日時が自動的に挿入されます。現場での記録日時を写真に残したいときに便利です。
カスタムスタンプ
デフォルトスタンプにない注記が必要なときは、カスタムスタンプを作成できます。
- テキスト — 最大8文字で自由にテキストを入力
- 色 — 8色パレットからスタンプの色を選択
- 保存 — localStorageに保存(oh3-custom-stamps)されるため、次回以降もすぐに使える
- 個数制限 — なし。必要な数だけ自由に作成可能
カスタムスタンプの活用例
「補修済」「撤去予定」「仮設」「No.1」「A棟」など、現場に特化した用語をスタンプとして登録しておくと、毎回手書きする手間が省けます。
ブラウザごとの管理
カスタムスタンプはlocalStorageに保存されるため、ブラウザごとに管理されます。別のブラウザや端末では共有されません。
描画した線やスタンプをオブジェクト単位で削除できます。
消しゴムの仕組み
- 近接判定 — 消しゴムのカーソルから10pxの半径内にあるオブジェクトが削除対象
- パス頂点分析 — ペンで描いたパスの頂点座標を分析し、近接するオブジェクトを検出
- オブジェクト単位 — ストローク全体やスタンプ全体が一括で削除されます(部分削除ではありません)
Undo/Redoも活用
消しゴムで削除する以外に、Undo(元に戻す)/Redo(やり直し)も利用できます。最大30段階の操作履歴に対応しているため、複数の操作をまとめて取り消すことも可能です。
作成したスケッチは複数の方法で保存・エクスポートできます。
データベース保存
- Fabric.js JSON形式でデータベース(sketch_data)に保存
- スケッチデータはレイヤーとして管理され、元の写真は保持
- 保存時に写真+スケッチの合成サムネイルが自動生成(sketchComposite.ts)
クリップボードコピー
- 写真+スケッチの合成画像をPNG形式でクリップボードにコピー
- メールやチャット、他のアプリケーションにそのまま貼り付け可能
Wordレポート連携
- 写真メモのWordレポート出力時、スケッチ付きの合成画像が自動的に反映
- レポート用に別途画像を用意する必要はありません
合成サムネイルの自動生成
スケッチを保存すると、写真メモの一覧画面のサムネイルにもスケッチが反映された合成画像が表示されます。どの写真にスケッチが追加されているか一目で確認できます。
🏗️ 建物損傷箇所のマーキング
- ひび割れや漏水箇所を赤ペンで丸囲みしてマーキング
- 蛍光ペンで損傷範囲全体をハイライト
- 矢印スタンプで損傷箇所を正確に指し示す
- 日時スタンプで調査日を記録に残す
🔧 施工現場の注記(OK/NG/要確認スタンプ)
- 検査写真にOK/NGスタンプを配置して合否を記録
- 要確認スタンプで再検査が必要な箇所を明示
- カスタムスタンプ「補修済」「仮設」で現場状況を分類
- Wordレポートに合成画像を出力して施工記録として保管
📸 写真への矢印・ポインタ追加
- 説明資料用に写真の注目ポイントを矢印で指示
- 「ここ」スタンプで具体的な位置を明確に伝達
- 黒ペンで注釈テキストを手書き追加
- クリップボードコピーでチャットやメールに即座に共有
⚠️ 危険箇所の記録
- ⚠危険スタンプで危険箇所を写真上に明示
- 赤ペンで危険エリアを囲んで範囲を特定
- 蛍光ペンで広範囲の注意エリアをハイライト
- 日時スタンプで発見日時を記録
写真スケッチを試してみましょう
マイルーム → 写真メモ → ペンアイコン
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