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街区基準点 ガイド

全国の街区基準点を種別ごとに色分け表示
半径200m検索とSIMA出力で測量業務を支援

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街区基準点とは

街区基準点は、国土交通省の街区基準点等整備事業で都市部を中心に全国に設置された測量基準点です。土地の境界確定測量・都市計画・公共事業の基準として利用されます。

OH3では全国の街区基準点データをPMTiles形式で配信し、ブラウザ上で高速に閲覧・検索・エクスポートができます。廃点は自動的に非表示にされ、有効な基準点のみが表示されます。

主な特徴
  • 種別色分け — 三角点・多角点・節点・補助点を5色で表示
  • 種別フィルタ — 必要な種別だけを選択して表示
  • 半径200m検索 — 地図クリックで周辺200m以内の基準点を抽出
  • SIMA出力 — 19の公共座標系でSIMA形式エクスポート
  • 廃点除外 — 使用不可の基準点は自動で非表示
  • 点名表示 — ズームインで基準点名をラベル表示
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基本の使い方

レイヤーをONにする レイヤーツリーから「街区基準点」のチェックをONにします。コントロールパネルが表示され、地図上に色分けされた基準点が表示されます。
対象エリアにズームイン 閲覧したいエリアにズームインします。ズームレベル15以上で基準点名のラベルが表示されます。
種別をフィルタ(任意) コントロールパネルのドロップダウンで、表示する基準点の種別(三角点・多角点・補助点など)を選択します。複数選択可能です。
SIMA出力 「SIMA保存」ボタンをクリックすると、表示中の基準点データをSIMA形式でダウンロードできます。
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基準点の種別と色分け

街区基準点は5つの種別に分類され、それぞれ異なる色で地図上に表示されます。

種別略号説明
街区三角点S最も精度の高い基準点。測量の骨格を形成
街区多角点T三角点の間を補間する基準点。面的に配置
多角点節点TS多角点ネットワークの中間点
三角点節点SS三角点ネットワークの中間点
補助点H上記を補完する補助的な基準点

ラベル表示

補正後座標について

一部の基準点には地殻変動等による補正後座標が登録されています。SIMA出力時には、補正後座標が存在する場合はそちらが優先的に使用されます。

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種別フィルタ

コントロールパネルのドロップダウンで、表示する基準点の種別を複数選択できます。

フィルタの使い方
  • ドロップダウンから表示したい種別にチェックを入れる
  • チェックを外した種別は地図上から非表示になる
  • 全種別のチェックを外すと全種別が表示される(デフォルト)
  • フィルタ結果はSIMA出力にも反映される
境界確定測量での活用

境界確定測量では、現場周辺の街区三角点(S)と街区多角点(T)を基準として使用します。これらの種別だけをフィルタ表示すると、利用可能な基準点を見つけやすくなります。

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半径200m検索

半径200m検索は、地図上でクリックした地点から半径200m以内にある基準点を自動で抽出する機能です。

使い方

高精度な抽出

半径200m検索はPMTilesのベクターデータから直接基準点を読み取るため、画面に表示されていない基準点も正確に抽出されます。

円をクリアするには

「半径200m」スイッチをOFFにすると、描画された円とハイライトがクリアされます。別の場所をクリックすると、新しい位置に円が移動します。

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SIMA出力

表示中(または半径200m圏内)の基準点データをSIMA形式でダウンロードできます。

出力内容

項目内容
点番号連番ID
点名基準点等名称(または街区点名称)
X座標北方向の座標(公共座標系)
Y座標東方向の座標(公共座標系)
標高基準点の標高(m)

座標系の選択

SIMA出力時に公共座標系(第1系〜第19系)を選択できます。地図の中心位置から座標系を自動推定する機能もあります。

ファイル名

出力ファイル名は 街区_[座標系名]_[最初の点名].sim の形式で自動生成されます。Shift-JISエンコードで測量CADでの読み込みに対応しています。

半径200mモードとの連携

半径200mモードがONの場合、SIMA出力には円内の基準点のみが含まれます。OFFの場合は、現在の画面表示範囲内の基準点が出力対象となります。

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活用事例

📋 土地家屋調査士の業務

📏 測量業務

🏗️ 建設・公共事業

🏫 教育

街区基準点を確認してみましょう

レイヤーツリー → 街区基準点

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